【投資】つみたてNISAと現行NISAどっちが良いの?自分は現行NISA派。

来年からスタートする「つみたてNISA」。「つみたてNISA」と「現行のNISA」、どちらが自分に合っているか考えてみました。現状の結論は「現行のNISA」かなと。

ただし、「つみたてNISA」はエスカレーターのように自動で資産を増やしてくれる親切さを感じます。できたばかりなので、制度に修正が入れば意見は変わると思います。

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そもそもNISAとは

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

引用:NISAとは? : 金融庁

ざっくり言うと、投資で儲かった分の税金を免除しますよという制度。この免除がないと儲けの20.315%税金とられます。

 

例えば、株価の値上がりで100円儲けた時に本来であれば約20円税金で持っていかれます。NISA口座で取引すればこの約20円を免除されて100円総取りできる制度です。イメージは下記。

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引用:NISAの概要 : 金融庁

値上がり益について触れましたが、配当金なども同様に税金を免除してもらえます。現行制度では、年間120万円分の投資までは利益の税金が免除されます。

 

各年代のNISA口座開設率

興味本位ですが、各年代のNISA口座開設率を調べてみました。NISA口座開設数は金融庁から、人口は統計局のページから2017年のデータを引っ張っています。(NISA口座開設数/各年代の人口=NISA口座開設率)

 20代:48 万口座 / 1249万人 ⇒ 0.4%

 30代:111 万口座 / 1503万人 ⇒ 7.4%

 40代:166 万口座 / 1889万人 ⇒ 8.8%

 50代:184万口座 / 1571万人 ⇒ 11.7%

 60代:269 万口座 / 1780万人 ⇒ 15.1%

 70代:212 万口座 / 1443万人 ⇒ 14.7%

NISA口座開設率は意外と低いようですね。 学生の比率の高い20代は仕方ないとして、30代の1割もNISA口座を使っていないんですね。余っているなら分けてほしい

つみたてNISAのメインターゲットはNISAの普及率の低い、20代~40代あたりでしょうか。

 

自分のNISA口座の使い道

最近の自分のNISA口座の使い道は主に3つです。

 ①投資信託などの積立投資

 ②一部昇格候補や割安株など値上がり期待銘柄への投資

 ③米国ETFへの投資

前述の通り、値上がり益に対する税金が免除されるため「一部昇格候補株」などぴったりだと思っています。また、「米国ETF」は狙いが違っていて、SBI証券のNISA口座で米国ETFを購入すると1回5ドルの手数料が免除されるサービスがあるため利用しています。

 

つみたてNISAの特徴

本題ですが、つみたてNISAについて。金融庁のページから特徴を抜粋。

①少額からでも運用を始められる投資信託が対象

②投資信託の運用利益が非課税

非課税投資枠は年間40万円で、非課税期間は投資した年から最長20年間

④つみたてNISAの対象となる投資信託は安定的な資産形成を目指す、長期・積立・分散投資に適した商品となるように

●販売手数料が0円で信託報酬も低い商品

●頻繁に分配金が支払われない商品

などの法令上の条件が設けられている

引用:つみたてNISA関連

 ぱっと見、かなり良い制度っぽいっすね。特に④。自分たち消費者に良い商品を厳選してくれています。金融商品が厳選されているのは初心者にやさしい。自分も投資信託めちゃくちゃ迷いました。どの数字が大事で、その数字が妥当なのかもよくわからない。

 

つみたてNISA用に厳選してある投資信託を眺めましたが、信託報酬も安く、分散の効くインデックスがメインでとても良さそうです。

 

つみたてNISAが自分に合わない理由

正直、かなり良い制度だと思いますが次の3つの理由から利用を見送っています。

①投資信託にしか使えないのがイマイチ

つみたてNISAは長期投資がメインのため、現物株(ex.トヨタ株)を非課税にできません。現物株の値上がり益を狙っている自分としては、この現物株を選べない点がつみたてNISA最大の合わない点です。投資先が投信だけと、極端に絞られてしまうのでイマイチ。

 

②年間非課税枠40万じゃ物足りない

つみたてNISAの年間投資額は40万円です。いままで年間100万以上NISA投資に突っ込んできた自分としては物足りない。ある程度、短期の売買も視野に入れているため、非課税枠はもっと欲しいのです。

 

また、色々なサイトで突っ込まれていますが、毎月定額つみたてなのに40万円ってのもイマイチ。12で割り切れないんですよね。

40万円÷12カ月=3.3333・・万円/月。なぜか非課税枠を使いきれないのです。

 

あくまで予想ですが最初は、

 3万円×12カ月+3万円×2回(夏冬ボーナス)=40万円

を想定してたんでしょうね。でも、ボーナス時のスポット購入ができないのでえらい中途半端な金額になっています。そのうち改正されるでしょう。

 

③非課税枠も現行NISAが有利

現行NISA:5年間、年120万円分が非課税⇒ 120万×5年=非課税枠600万

つみたてNISA:20年間、年40万円分が非課税⇒40万×20年=非課税枠800万

上記だけ見ると、つみたてNISAの非課税枠の方が大きく見えます。

 

・・・ただし、現行NISAって平成39年まであるんですよね。つまり、非課税枠の期間が平成30年~平成39年の10年間分あります。したがって

 120万円×10年=非課税枠1200万円

となり、つみたてNISAより400万円ほど有利です。

 

株に時間をかけたくない人 or 長期投資のみなら「つみたてNISA」が良いと思いますが、自分のように株の売買が好きな人には「現行NISA」の方が使いやすいです。

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NISAの概要 : 金融庁

 

まとめ

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前述のとおり、「投資信託にしか使えないのがイマイチ」「年間40万円の投資じゃ物足りない」「非課税枠は現行NISAの方が有利」という理由から、現行NISAが自分に合っていると判断しました。

 

ただし、「つみたてNISA」は初心者、株に興味はないけど資産を増やしたい人には非常に良い制度に見えます。特に、初心者がつまずきやすい投資信託選びは外れなしなんじゃないっすか。金融庁の狙い通り、投資のとっかかりとしては有効に見えます。制度が更新されたら乗り換えるかもしれません。

 

 <現行NISA>

 株に時間を割くつもりがあり売買したい人など、短中期投資派におすすめ

 

 <つみたてNISA>

 なにを買えば良いかわからない初心者や、長期投資派におすすめ

  

「つみたてNISA」銘柄、もし自分が買うなら

蛇足ですが、もし自分が「つみたてNISA」を始めるなら

 iFree TOPIXインデックス 0.1836%

 iFree 外国株式インデックス 0.2052%

 iFree S&P500インデックス 0.243%

あたりを選ぶと思います。信託報酬の安い順にソートして、TOPIX、MSCIコクサイ、S&P500をそれぞれ選びました。

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