「リーダー」を勉強中。現在の自分の考えでは、「リーダー」とは「チームの仕事を減らす人」です。仕事の優先順位や方針を決めて、余計な仕事をそぎ落とす役割。
その考えに近いのではと思い、阿比留 眞二著の「最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする」を読んでみました。共感する点、新たな視点どちらも得られました。
著者 阿比留 眞二 氏
本を読む前にどんな人が書いたか調べる派です。Wikipediaにはページがなかったので、本の略歴から抜粋しました。
阿比留 眞二(あびる しんじ)
課題解決コンサルタンント。株式会社ビズソルネッツ代表取締役。1954年、東京・中野生まれ。明治大学商学部卒業後、花王石鹸株式会社(現・花王株式会社)入社。以後、26年間、管理部門、販売・企画部門、社員教育部門などに配属され、そこで培った経験をもとに、独自のビジネス。メソッドを作り上げる。
花王で働き、社員教育までされた方のようです。なので実質、花王のリーダー像を紹介した本みたいですね。興味わきます。
この本のターゲット
リーダー1年生からベテランまで、チームのマネジメントや部下指導に悩む人たちに向けた本のようです。
感覚的には、リーダー初心者の自分の様な人たち向けなのかな?と感じました。もちろん、ベテランの方でも初心を取り戻したり新たな気づきがあるかもしれませんね。
大事だと思った事と感想
この本は5つの章から構成されています。
・仕事を「シンプル」にする力
・「選択と集中」マネジメント
・「この方法」で人を動かす
・チームを一つにまとめる技術
・仕事を面白くする発想法
あんまり詳細を書くと営業妨害になりそうなので、自分が気に入ったところをいくつかピックアップ。
仕事はより少なく、しかしよりよくする
この本を読むまでは、仕事を少なくする側ばかり考えていましたが、より良くするっていうのも当然大事ですね。
常に全体最適を考えて部下を動かす
仕事って繋がっているので、仕事の流れを考えて優先順位をつけて仕事を進めましょうという話でした。基本ですね。
仕事をやめるのもすぐにやる
わりと出来ていないけど、大事ですね。やめるからと先送りにしても、ろくな事が起きないですもんね。意識してやらねば。
いくつかの選択肢がある場合、リーダーはシンプルでわかりやすいほうを選ぶ。
シンプルイズベスト。これも共感できます。
リーダーは喋りすぎてはいけない。とことん相手の話を聞いて、疑問点を聞く。
この認識はありませんでした。わりと喋りすぎていましたし、つい、話の途中で横ヤリを入れていました。反省。
部下が誰であろうと、どんな部下であろうと、人間関係を良好にするには、「常に」リーダーから働きかける
意識して実行するべきですね。自分の上司って忙しそうだなーと思って話しかけづらい感ありましたし。リーダー側から働きかけるべきですね。
などなど。共感できる事から、その視点はなかったって事まで色々学べました。
まとめ
阿比留眞二 著「最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする」を読んでみました。
全体最適や優先順位付けは自分のリーダーのイメージに近く共感できました。
また、コミュニケーションの観点では新たな視点が得られました。
リーダー初心者の自分にはもってこいの書籍でした。喋りすぎてはいけないはマジで気をつけようと思います。
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