細谷 功 著 「地頭力を鍛える」を読んでみた。大事だと思った事と感想。

正月ボケした頭に刺激を与えるために「地頭力を鍛える」を読んでみました。

前から気になっていたフェルミ推定関連の書籍です。本書はフェルミ推定の具体的な例題や解き方というより、フェルミ推定は仕事に活きるんですよ系の話でしたが面白かったです。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

著者 細谷 功 氏

本を読む前にはどんな人か調べちゃう派です。Wikipediaから抜粋。

細谷 功(ほそや いさお、1964年 - )は、日本のビジネスコンサルタント

神奈川県鎌倉市出身。東京大学工学部卒。株式会社東芝にて約8年間原子力技術者を経験。現在、株式会社クニエにて業務に従事。

細谷功 - Wikipedia

細谷氏は東大卒で東芝に入社。絵に描いたエリートっぽいですがコンサル業界に移動されたようですね。学部卒のようですし、何か壁でもあったんですかね。

自分は単純なので東大卒の著書に興味を持ってしまいます。

この本のターゲット

ãã³ã¶ã¤ããã¦ããä¼ç¤¾å¡ãã¡ã®ã¤ã©ã¹ã

・若手のビジネスコンサルト

・「問題解決」業務に携わるビジネスパーソン

・起業家

・学生、研究者

などが挙げられていました。実質、問題解決に関わるほぼ全ての人って感じですね。強いて言うなら、「若手のビジネスコンサルタント」となっているので初学者向けなのかな。コンサルの前提知識ゼロの自分ですが、内容も平易だったのですんなり読めました。

フェルミ推定

é»ä¿¡æ±ã»é»æ±ã®ã¤ã©ã¹ã

フェルミ推定とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算することを指します。

例えば。。

・シカゴには何人のピアノ調律師がいる?

・日本にある電柱の数は?

・地球上に蟻は何匹いるか?

などなど。

こんなの覚えているわけないだろって数字を推定する手法です。しかも、追加情報なし(検索禁止)&制限時間3分の極短時間で推定します。

本書では「日本にある電柱の数」の算出方法を解説してましたが、フェルミ推定初見だったのでかなり面白かったです。言われてみればわかるけど、言われるまで手も足も出ませんでした。笑

Wikipediaにも解き方の例が載っていたので、興味のある方はちょっと自分で考えてみてから調べてみてください。

大事だと感じたこと

ãå人ã®ææ³ã§ããã®ã¤ã©ã¹ãæå­

あんまり詳細を書くと営業妨害になるので、簡単に。

 

著者は頭の良さを大きく3種類に分類しています。

①物知り:記憶力が良い、クイズ王タイプ

②機転が効く:頭の回転が速い、芸人や司会者タイプ

③地頭が良い:論理的に考える力が強い、数学者タイプ

たしかに頭が良いにしてもタイプはありますよね。

これらの中で本書のテーマは「③地頭が良い」について。「頭が良い人」の「頭の中を覗いてみたい」って思った事がある方もいると思いますが、その「頭の中」で何が起きているかを解説してくれます。

 

地頭の良い人の思考回路は、

・仮説思考力:結論から考える(逆算思考)

・フレームワーク思考力:全体から考える(MECE)

・抽象化能力:単純に考える(一般化、モデル化)

を使っているそうです。これらって実はフェルミ推定のアプローチ方法に通じるそうです。なので、フェルミ推定で地頭力(思考パターン)を鍛えることができるみたいですよ。

 

改めて本書を読んでいると、自分はフレームワーク能力と抽象化能力が弱いように感じます。各能力に関してポイントや注意点など図も交えながらわかりやすく解説されているので勉強になります。たしかに、会社で仕事ができる人はこれらの素養があるように感じます。

 

まとめ

ã¿ãã¬ããã§èª¬æãã人ã®ã¤ã©ã¹ãï¼ç·æ§ï¼

細谷 功 著 「地頭力を鍛える」を読んでみました。

フェルミ推定に初めて触れましたが、かなり合理的な考え方で面白かったです。コンサルタントの考え方の一端に触れることができたのかな。

ちなみに中盤はちょっと流し読みしてしまいました。なぜなら報連相のコツなんかを詳しく書かれていたので。この辺りは学生や若手向けなんでしょうね、入門書寄りというか。

一部若手向けの所もありますが、人に説明するときにまた引っ張りだして読みたくなる本だと思いました。日ごろから問題解決に関わる方は一読の価値がある良本だと思います。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」